2016年2月17日水曜日

「建築デザイナー・カールベンクス氏講演会&対談 ~古民家再生を地域の力に~」開催しました

2016年2月14日(日)、松井田文化会館小ホールにおいて、地域創造集団 楽舎との共催により、「建築デザイナー・カールベンクス氏講演会&対談 ~古民家再生を地域の力に~」を開催しました。

ベンクスさんは新潟県十日町市竹所を拠点に数々の古民家再生を手がけ、日本の伝統や文化、歴史を次世代に伝えています。また、若者を呼び込む一つの施策として、市営住宅やシェアハウスのデザイン、街並みの修復にも統一した色やデザインを使用し、魅力あるまちづくりにも力を注いできました。そして、移り住んだ自然豊かな竹所の住民の皆さんと共に、ベンクスさんがデザインした「竹所プロジェクト」で夢を共有し、取り組んでいる地域づくりは、今、注目を集めています。
ベンクスさんのお話を聞くことにより、自身が暮らすまちの魅力の再発見や今までにない魅力づくりができたらと考え、今回の講演会を企画しました。

会場は満席になるほどのご来場をいただき、講演会は始まりました。プロジェクターで多くの映像を映しながら、これまで手掛けてきた古民家再生、竹所のキセキとまで言われた「竹所プロジェクト」、そこから繋がる地域活性化などお話しいただきました。
第2部では松本代表と茂木英子・安中市長が加わり対談方式で進行しました。ベンクスさんには前日に松本代表らと共に市内の古民家など見ていただいており、その時の映像を見ながら話を進めていきました。ベンクスさんからは「再生できる立派な民家がたくさん残っており、とても興味を持っている。安中の地域活性化にもぜひ協力したい」とのご意見をいただきました。

今後も地域の活性化に繋がる企画を続けたいと考えておりますので、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

未来塾・松本立家代表の開会あいさつ

講師の建築デザイナー・カールベンクス氏

満席の会場の様子

第2部の対談の様子

2016年2月14日日曜日

カールベンクスさんとの古民家巡りが記事になりました

2月13日、建築デザイナー・カールベンクスさんと安中市内の古民家・史跡めぐりを行いましたが、このことが2月14日の上毛新聞に掲載されました。2月14日の講演会についても記載されています。
写真は五料茶屋本陣に展示されている昔の鋸などの大工道具を見学する様子です。

2016年2月13日土曜日

カールベンクスさんと市内の古民家探訪を行いました

2月14日の講演を前に、カールベンクスさんと共に安中市内の古民家探訪を行いました。
先ずは松井田新井のお宅へ。2階の旧蚕室に上がって見渡したところ、とても太い大黒柱と梁にビックリ。カールさんもすごく興味を持たれた様子でした。
午後は坂本宿へ。こちらのお宅は現代風にリフォーム済みですが、明治時代に建てられたとのこと。当時の設計図も見せていただきました。カールさんによると現在では確認申請などで何十枚もの図面が必要だが、当時の棟梁は図面1枚ですべてを把握して家を建てていたとのこと。当時の大工さんの技術力に感銘しました。
また、この日は安中の歴史的建築物も見ようと武家屋敷五料茶屋本陣碓氷関所跡めがね橋などにも訪問しました。

松井田新井地区の民家を視察するカールベンクス氏

五料茶屋本陣・お東にて

坂本地区の古民家を視察

明治時代から残っている設計図

碓氷関所跡にて

2016年2月1日月曜日

「地域づくり実践講座」に参加しました

1月27日、群馬県庁ビジターセンターにおいて、平成27年度「地域づくり実践講座」が開催され、未来塾からは松本代表ら5名が参加しました。これは県内外で地域づくりを実践している方々を講師に招き、そのお話を聞くもので、群馬県地域づくり協議会(事務局:県庁企画部)主催によるものです。
今回は三鷹市長の清原慶子さんに「三鷹市が進める参加と協働によるコミュニティー創生」をテーマにお話をしていただきました。学生時代から三鷹市の基本計画策定に関わり、その中で、コミュニティー再生の必要性を感じたとのことでした。その後、従前からの住民と新たに転入して来た住民との融和をはかるため「コミュニティー創造」を掲げ諸施策を推進したそうです。
町会・自治会の活性化、事例の共有による他団体への活動活性化に向けた誘発効果により、新規役員へのリクルート、無関心層への浸透、関心の高まり、新たな広がりなどの効果があったそうです。
清原市長の進める三鷹市の施策には安中市でも参考になる事が多くあるように感じました。また、市民としてすべき事も整理されましたので、今後の活動に活かしたいと思います。

講師:清原慶子・三鷹市長

会場の様子