2024年7月26日金曜日

アサギマダラの学習会を開催しました

 2024年7月23日(火)、アサギマダラの生態や観察に関する学習会を行いました。この学習会は毎年この時期に行っており、今回で3回目となりました。

今回も群馬ナチュラリスト自然保護協議会代表の宮前和夫先生にお越しいただきました。宮前先生は県立自然史博物館専門委員として活躍され、一時期、碓東小学校の校長をされていた事があり、同校ビオトープ「碓東流水池」の縁で交流させていただいています。

群馬ナチュラリスト自然保護協議会では、次代を担う子ども達にアサギマダラの生態や命の大切さ、地球温暖化などを考えて貰うきっかけとして、紙芝居「翔べ!! アサギマダラ ~小さな命のバトンリレー~」を作成することになり、この度完成、お披露目となりました。

紙芝居「翔べ!! アサギマダラ ~小さな命のバトンリレー~」

途中、見覚えのある風景が所々で出てきます

続いての講演では多くの写真や資料を示しながら、アサギマダラに関する最新の研究結果や、地球温暖化の影響など解りやすく解説。また、今回の紙芝居に込めた思いなどについてもお話しいただきました。

講師の宮前和夫先生

PowerPointを用いての講演のようす

紙芝居一式をいただきました

2024年7月20日土曜日

原種フジバカマの植栽をしました

市立碓東小学校隣接の「原種フジバカマ育成園」において、フジバカマの植栽を行いました。今回は南側の水路に沿って、100株ほどフジバカマを植えました。

フジバカマは園芸種として流通しているものは数多くありますが、原種のフジバカマは自生に適した環境が少なくなったため激減し、環境省のレッドリストで準絶滅危惧に指定されています。

なお、フジバカマにはアサギマダラという蝶のオスが好んで訪れます。アサギマダラは「旅する蝶」として知られ、台湾や東南アジアなどから日本へ来て、戻って行きます。昨年、「原種フジバカマ育成園」で捕獲、マーキングしたアサギマダラが鹿児島県喜界島で再捕獲された記録もあります。

今年もアサギマダラ の飛来を期待しています。

思いのほか土が締まっていて硬かったです

植え付け作業のようす

「旅する蝶」アサギマダラの飛来を期待

2024年7月15日月曜日

「碓東流水地」夏の整備を行いました

 2024年7月14日(日)、碓東小学校ビオガーデン「碓東流水地」の夏の整備を行ないました。これは毎年、夏休みを前に実施しているもので、PTA役員の皆様と合同で草刈りや清掃、整備を行っています。

冒頭、校長先生から「いつも整備されていますが、地域の方々のおけげ。これをどう引き継ぐのかが課題。子ども達にも積極的に関わらせたい」と挨拶がありました。続いて松本代表から作業内容の説明や注意事項伝達があり、作業開始。

梅雨の真っ最中とあって、今にも雨が降りそうな天候ではありましたが、皆さんのご協力によりスムーズに作業は進みました。

作業に参加された皆様、大変お疲れ様でした。身近なところで自然を感じることができる、この貴重な施設を今後も、地域の皆様と共に、見守っていきたいと考えています。

事前に刈払機で草刈りを実施

生垣バリカンも稼働。道路に出た枝葉をカット

子ども達も手伝ってくれました

刈り取った草、枝葉を回収。軽トラいっぱいになりました

崩れてしまった川岸の補修作業も

作業終了。おつかれさまでした!