2025年5月6日火曜日

「碓東小流水地」にてフジバカマ 植栽

2025年4月27日、碓東小学校 のビオガーデン「碓東小流水地」にて、原種フジバカマ の植栽をしました。絶滅が危惧されている原種を守るため(交配しないように)、種を作らず、株分け で増やす方法を採っています。この日は前週に掘り起こし、株分けしたものを植付けしました。

フジバカマにはアサギマダラという蝶のオスが好んで訪れます。フジバカマに含まれる物質〝ピロリジジンアルカロイド〟の摂取が性フェロモンの分泌に必要だからと言われています。アサギマダラは旅をする蝶としても知られ、台湾や東南アジアなどから日本へやってきます。中には2,500㎞もの長旅をして日本に飛来したものもいるようです。

作業のようす

種でなく、株分けで増やしています

作業後

ちょうど、ヤマツツジが見ごろでした

「旅する蝶」アサギマダラのが飛来する貴重な学校ビオトープである「碓東流水池」の整備を今後も続けたいと考えております。皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願い申しあげます。