2024年9月29日日曜日

「原種フジバカマ育成園」に看板・掲示板を設置

 碓東小隣接の「原種フジバカマ育成園」に看板と掲示板を設置することになりました。

先ずは、掲示板、看板となる木材の製材から。そのうち掲示板は板3枚を合体させて、1つの大きな板にして設置します。




製材、塗装が終わったら、柱に取り付けるための金具を取り付けます。実はこの金具もオリジナル、未来塾メンバーのお手製で、鉄の板を折り曲げて形を整えて塗装したものです。



次は、柱を立てて組み立てです。掲示板は板3枚をつなぎ合わせますが、ズレないようにダボできっちり固定。慎重に組み立て作業を進めます。







ところで、「フジバカマ育成園」の文字をどうするか? ペンキで文字を書くのも芸がない。話し合った結果、木の板を文字の形に切り抜き、貼ることに…










今回の活動の費用の一部は令和6年度ぐんま緑の県民税基金事業補助金を活用して行っています。

2024年9月28日土曜日

碓東小にてアサギマダラのマーキング練習

 2024年9月26日(木)、碓東小学校において、3年生を対象に「アサギマダラのマーキング練習」を行いました。

 先ずは群馬ナチュラリスト自然保護協議会代表の宮前和夫先生の挨拶。長年、蝶などを研究されており、県立自然史博物館専門委員として活躍されていた方です。また、碓東小の校長をされていた経歴もあり、今回の行事にご協力いただいています。

宮前和夫先生の挨拶

 次に、紙しばい「翔べ!! アサギマダラ ~小さな命のバトンリレー~」の上演(読み聞かせ)。群馬ナチュラリスト自然保護協議会の大塚さんに読んでいただきました。
これは次代を担う子ども達に旅する蝶、アサギマダラを通じて、命の大切さ、環境保護などを考えて貰うきっかけとして、群馬ナチュラリスト自然保護協議会の皆さんにより作成された紙しばいです。
この紙しばいには碓東小の児童も登場しており、お話の所々に、見覚えのある場所が描かれています。

紙しばい「跳べ!! アサギマダラ」の読み聞かせ

 いよいよマーキングです。マーキングの仕方を説明したのち、5つのグループに分かれて観察し、その結果を記録。そして、マーキング(羽根に捕獲地、日にち、個別番号など記載)しました。

未来塾 代表 松本からマーキングの仕方を説明


アサギマダラをみんなで観察
(肖像権保護のため低解像度としています)


マーキングのようす

2024年9月24日火曜日

旅する蝶「アサギマダラ」本年度初飛来!

9月24日(水)、碓東小隣接の「原種フジバカマ育成園」に、旅する蝶として知られるアサギマダラが飛来。今年はこれが初めての観察となりました。マーキング後、放ちました。
アサギマダラは東南アジアなどから海を渡り日本へ来て、再び戻って行きます。2023年には原種フジバカマ育成園で捕獲、マーキングしたアサギマダラが鹿児島県喜界島で再捕獲された記録もあり、このマーキングが研究グループによる飛行ルート解明に役立っています。

これからの長旅、頑張って!

羽根に観察地、日付など記録します


報告のため、記録も控えておきます

「アサギマダラ飛来中」のぼり旗を立てました

2024年9月22日日曜日

「原種フジバカマ育成園だより」作成しました

 
原種フジバカマの保全、育成活動が今年3年目に入りました。
今年度前半を振り返って、活動の様子をまとめた「原種フジバカマ育成園だより」を作成しました。また、昨年に実施した小学生のアサギマダラのマーキング体験の様子や、鹿児島県喜界島で再捕獲されたアサギマダラについて記載している新聞記事も載せました。

A4版カラー印刷で、原種フジバカマ育成園にて配布中。PDF版はこちら
制作費はぐんま緑の県民税基金事業補助金から支出されています。

併せて未来塾の公式ホームページも更新。「フジバカマ育成園整備とアサギマダラ」に関するページを新規設定、独立させました。活動時の写真を数多く掲載、ご紹介しています。

2024年9月16日月曜日

「原種フジバカマ育成園」の整備をしました

 2024年9月16日、碓東小隣接の「原種フジバカマ育成園」の整備をしました。

「原種フジバカマ育成中」と書かれたオリジナルの「のぼり旗」を数本設置。その後、出入り口のスロープの補修を行いました。また、来場者にお配りするリーフレットを入れておくポストの設置を行いました。

今からアサギマラダの飛来が楽しみです。

のぼり旗を設置

フジバカマ育成園をアピール

出入口のスロープを補修

容易に車での通行ができるようになりました

ポストを設置

来場者向けのリーフレットを入れておく予定

2024年9月14日土曜日

フジバカマの保護柵を設置しました

 2024年9月12日、「原種フジバカマ育成園」にてフジバカマの保護柵の設置を行いました。
4月の植え付け後、すくすくと成長していますが、雨や風が当たり、途中から折れてしまうことがります。それを防ぐため、周りに竹製の柵を設置して支えるようにしました。
作業に参加された皆さん、おつかれさまでした❣

なお、今回の柵設置や管理に要する費用はぐんま緑の県民税基金事業補助金から支出されています。

作業のようす

設置した保護柵

2024年9月12日木曜日

「原種フジバカマ育成園」の草刈りを実施しました

碓東小隣接の「原種フジバカマ育成園」の草刈りを実施しました。
9月下旬から10月中頃までの期間に飛来する「旅する蝶」として知られる「アサギマダラ」を多くの方々に観察していただきたいとの理由から整備を行いました。
なお、この活動は令和6年度ぐんま緑の県民税基金事業補助金を活用して行っています。

アサギマダラは台湾や東南アジアなどから日本へ来て、再び戻って行きます。2023年には原種フジバカマ育成園で捕獲、マーキングしたアサギマダラが鹿児島県喜界島で再捕獲された記録もあり、研究グループによる飛行ルート解明に役立っています。

草刈り作業のようす

小石などが飛ばないようにガードしながら作業します

整備前

整備後

暑い中での作業、おつかれさまでした!

2024年9月11日水曜日

上毛新聞に掲載「アサギマダラの紙芝居を初上演」

2024年9月10日付 上毛新聞
 

当ブログ7月26日掲載「アサギマダラの学習会を開催しました」でご紹介しました群馬ナチュラリスト自然保護協議会のみなさんが作製した紙芝居「翔べ!! アサギマダラ ~小さな命のバトンリレー~」について、下仁田小学校での上演(読み聞かせ)のようすが9月10日付の上毛新聞に掲載されました。

この紙芝居は下仁田小学校と共に、碓東小学校とフジバカマの植栽をした未来塾についても述べられており、新聞記事にも「協力した」と結んでいます。

2024年9月10日火曜日

「碓東流水地」秋の整備を行いました

2024年9月8日(日)、碓東小学校ビオガーデン「碓東流水地」の整備を行ないました。多くの方々の来校が見込まれる運動会を前に、草刈りや清掃、整備を行っているもので、この日はPTA役員の皆さんにお集まりいただき、一緒に作業を行いました。

2001年の「碓東流水地」完成後から、周囲の木々が伸び、枝葉が茂ったため、日光の当たり方など環境が大きく変化しています。また、変化した環境にあわせて植栽する草花等も変えているため、この時期の作業内容も少しづつですが変わっています。

危険な作業(刈払い機運転)は集合前に実施

伸びた枝を切り取り

PTAの皆さんのお力で効率アップ

皆さんに効率よく作業していただいたため、早めに完了しました。早朝からの作業、おつかれさまでした!

作業終了後、ホタルの幼虫の放流も行いました。併せて幼虫の観察も行い、生態や餌となるカワニナなど簡単ですが解説しました。

ルーペを使って、ホタルの幼虫を観察

ホタルの幼虫を放流

皆さん、早朝よりおつかれさまでした!

校庭という子どもたちにとって身近な場所で、自然を感じることができる貴重な施設を今後も、地域の皆様と共に、見守っていきたいと考えています。

作業前(9/8 7:30頃撮影)

作業後(9/8 9:50頃撮影)