2025年11月16日日曜日

第18回「熱血!高校生販売甲子園」に審査員として参加しました

 2025年11月15~16日、高崎市宮元町大手前通りにおいて「第18回 熱血!高校生販売甲子園」が開催されました。未来塾運営委員が高経大学生の時に「熱血!高校生販売甲子園」を立ち上げた経緯もあり、今回は審査員としても参加させていただきました。

なお、今回の順位は以下の通りでした。

  • 🥇優勝:安中総合学園高等学校
  • 🥈準優勝:桐生第一高等学校
  • 🥉第3位:帝京長岡高等学校
  • 🏅特別賞:高崎商科大学附属高等学校

参加した皆様、運営側でイベントを支えた皆様、おつかれさまでした!

本部役員の方から丁寧に説明をしていただきました

毎回の事ながら、審査って難しいですね

ブースの装飾に工夫を凝らしている学校が増えました

今回も多くのお客様で賑わいました

2025年11月8日土曜日

「あんなか景観まちづくり賞」優秀賞受賞


令和7年度の「第3回あんなか景観まちづくり賞」に碓東小ビオガーデン・碓東流水池の整備を行なっている「生きものふれあいの里」推進協議会が優秀賞を受賞することになりました。 今まで様々な形でご協力いただきました皆様に御礼申し上げます。
完成から24年たった現在の碓東流水池を動画にしました。なお、BGMは碓東小児童の皆さんの合唱「流水池ソング」です。音源は同校ホームページからダウンロードしたものです。

2025年11月4日火曜日

碓東流水池「あんなか景観まちづくり賞」優秀賞を受賞

「あんなか景観まちづくり賞」は、安中らしい景観をかたちづくっている魅力的な空間や住宅・店舗、景観まちづくり活動を行っている人・団体を表彰する制度です。

本年度の「第3回あんなか景観まちづくり賞」に、碓東小ビオガーデン・碓東流水池の整備を行なっている「生きものふれあいの里」推進協議会が優秀賞を受賞することになりました。

平成12年度に碓東小学校校内にビオガーデンを造成し、以降、小川や希少植物、水棲生物が生息する空間を現在まで整備しています。私たちを含む地域のボランティア・専門家と児童・保護者が一緒になって、草刈りや落ち葉さらい、流水池のチップ敷きなどを行っており、自然環境や美しい景観が守られています。

様々な形でご協力いただきました皆様に御礼申し上げます。

告知・募集チラシ

整備作業のようす

ホタルの幼虫の放流

ビオガーデン「碓東流水池」

2025年11月1日土曜日

令和7年度「市民活動表彰」候補者募集!(11/30必着)

 

 市民活動表彰制度は、長年にわたり公益的な市民活動を自主的に行っている団体・個人を表彰するもので、令和元年度に創設されました。候補者を募集していますので、推薦をお待ちしています。なお、未来塾は令和元年度の第1回市民活動表彰を受賞しました。

  1. 推薦期間:11月1日(土)~11月30日(日)(必着)
  2. 推薦要件:市内において、公益的な市民活動を自主的に行っている団体・個人であること。自薦・他薦は問いませんが、他薦の際には必ず推薦する団体・個人の承諾を得てください。
  3. 選考基準
    (1)表彰の対象となる活動が概ね10年以上にわたり行われていて、今後も継続した活動が期待できること。
    (2)表彰の対象となる活動が住みよい地域づくり、公共の福祉の増進などに寄与したと認められること。

詳細は市ホームページをご確認ください。

2025年10月13日月曜日

碓東小アサギマダラのマーキング体験会に協力

 2025年10月10日(金)、碓東小学校隣接の「原種フジバカマ育成園」において、同校児童の「アサギマダラのマーキング体験会」が行われ、未来塾メンバーがお手伝いをしました。
これは2023年から、アサギマダラの飛来時期に合わせて実施されており、今回が3回目です。

 3年生は「総合的な学習の時間」を使って、校庭にあるビオトープ「碓東流水地」やアサギマダラのことを学習しています。この日は比較的多くのアサギマダラが飛来。捕獲したアサギマダラを観察して、大きさや雄雌や状態、捕獲日時など記録を取ったのち、羽根に必要事項を記載する「マーキング」を行いました。

 アサギマダラ生態の解明のため、有志に全国的にマーキング調査が実施されていますが、このように小学生が参加する機会は非常に稀です。また、今回のような教育活動が、世代を超えて自然環境を守る意識づけに役立つものと考えています。

アサギマダラの観察

手乗りアサギマダラ(!?)

マーキングのようす

なお、この様子は翌日の上毛新聞・社会面に掲載されました。

2025年10月5日日曜日

フジバカマを使った「匂い袋」を作りました

 フジバカマ(Eupatorium japonicum)は、奈良朝時代に中国から渡来し、関東以西の川べりに見られる多年草です。秋の七草の一つ「藤袴」として知られていますが、今では野生地が激減して絶滅危惧種に指定されています。

また、クマリンという香り成分を含んでいて、乾燥させることで桜餅のような良い香りがします。この香りは、匂い袋や入浴剤として利用され、リフレッシュや気分転換に最適です。フジバカマは、万葉集や源氏物語にも登場し、古くから日本人に愛されてきました。

この度、「原種フジバカマ育成園育」で育てたフジバカマの葉を乾燥させたものを使った「香り袋」を作成しました。活動にご賛同、ご協力いただいた方にお分けしておりますが、数に限りがございます。すべてのご要望に添えない場合がありますので、ご了承ください。

「匂い袋」作りのようす

出来上がった「匂い袋」

2025年10月4日土曜日

フジバカマの保護・保全活動のリーフレット作成

 この度、未来塾が取り組んでいる原種フジバカマの保護・保全活動について纏めたリーフレットを作成しました。作成にあたり費用の一部はぐんま緑の県民税基金事業補助金を活用しています。

 アサギマダラの飛来にあわせて、碓東小隣接の「原種フジバカマ育成園」、大谷坂組公会堂から北へ約400m進んだところの「大谷・原種フジバカマ育成園」にて配布しています。


2025年9月28日日曜日

大谷の「原種フジバカマ育成園」を拡張整備しました

 この度、大谷地区の休耕地を活用して、2ヶ所目となる「原種フジバカマ育成園」を拡張整備しました。大谷坂組公会堂より北へ約400m進んだところに位置しています。

 この日は育成園の看板設置、フジバカマの保護柵設置などの作業を行いました。旅する蝶として知られるアサギマダラの飛来も確認され、マーキングも並行して実施しました。

 なお、フジバカマの花は9月中旬頃から咲き始め、10月下旬までが見頃です。また、渡り蝶アサギマダラは9月下旬頃から10月下旬頃まで飛来します。また、他の珍しい蝶や昆虫も見られますので、ぜひみなさんご来場ください。

フジバカマの保護柵を設置

通路となる箇所の整備

看板を設置

アサギマダラのマーキングも同時進行

作業に参加された皆さん、おつかれさまでした!

周辺の道路は狭いのでご注意を!

2025年9月27日土曜日

「育成園だより Vol.2」作成しました

この度「原種フジバカマ育成園だより Vol.2」を作成しました。

フジバカマや渡り蝶アサギマダラの解説や、2022年からの活動を写真で振り返るコーナー、碓東と大谷の育成園の案内など掲載しました。今回はB4判としました。

育成園で配布するほか、9月28日の新聞折込として市内碓東地区、高崎市鼻高町の一部地域のお宅に配布いたします。是非お手にとってご覧ください。また、未来塾ウェブサイトから閲覧、ダウンロードできます。

原種フジバカマ育成園だより Vol.2

育成園だより Vol.2 DPF版:

2025年9月24日水曜日

旅する蝶「アサギマダラ」今年初の飛来

 2025年9月23日、大谷の原種フジバカマ育成園 の整備を行っていたところ、旅する蝶 として知られる 「アサギマダラ」の飛来を確認しました。今年初のマーキングとなりました。

アサギマダラのマーキング(捕獲地や日付、固有番号などを羽根に記載)は、蝶の長距離移動のルートや生態を科学的に調査・解明するために行われています。原種フジバカマ育成園で捕獲、マーキングしたアサギマダラが鹿児島県で再捕獲された記録もあり、謎と言われる飛来ルートを研究チームによって解明されつつあります。

なお、この日、マーキング できたものが3頭、捕獲できなかったものの飛来を確認できたものが4頭でした。

いました! 「旅する蝶」アサギマダラ

捕虫網で捕獲

観察して、マーキング

マーキング後は、再び大空へ!

2025年9月23日火曜日

フジバカマの保護柵を設置しました

  2025年9月23日、「原種フジバカマ育成園」にてフジバカマの保護柵の設置を行いました。

4月の植え付け後、成長に伴いバランスが取れず、雨風の影響により茎の途中から折れてしまうことがありますが、それを防ぐため、周りに保護用の柵を設置して支えるようにしています。今回使用した竹は、昨年11月に大谷地区の竹林にて切り出したものを使用しています。

作業に参加された皆さん、おつかれさまでした。

作業前

作業のようす

キアゲハも作業を見守っていました

育成園の掲示板は随時更新

作業後

2025年8月3日日曜日

フジバカマの剪定と匂い袋作成準備

 2025年7月20日(日)、原種フジバカマ育成園にてフジバカマの剪定を行いました。

フジバカマ(藤袴)は、秋の七草のひとつとして古くから日本人に親しまれてきた多年草です。学名は Eupatorium japonicum、キク科ヒヨドリバナ属に属します。
8月〜10月頃に、淡い紅紫色〜白色の小さな筒状花が房状に咲きます。葉の形は3裂し、縁に鋸歯があり、乾燥すると桜餅のような甘い香りがします。昔の人はこれを匂い袋として使っていたという記録もあります。

現在では野生のフジバカマが激減しており、準絶滅危惧種に指定されています。現在流通している多くは近縁種や交雑種(例:サワフジバカマ)です。

なお、原種フジバカマ育成園では、交配しないよう種を作らず、株分けにて増やしてきました。育成管理のため、時々、剪定を行っています。

作業前(7/20 07:42頃撮影)

剪定作業のようす

作業後(7/20 14:35頃撮影)

刈り取った葉は選別ののち、乾燥させて匂い袋の原料として用います。この日は、葉の選別から乾燥まで行いました。

なお、出来上がった匂い袋は活動にご協力いただいた方々へ差し上げています。

刈り取った葉の選別作業

2025年7月11日金曜日

「原種フジバカマ育成園」の草刈りを実施しました

 2025年7月6日(日)、碓東小隣接の「原種フジバカマ育成園」の草刈りを実施しました。

道路脇で刈払い機を使用する際には、小石等が跳ね上がって、通行中の人や車に当たらないように、べニア板を使ってガードしながら作業を進めてました。

なお、今回の草刈りや管理の一部費用はぐんま緑の県民税基金事業補助金を活用しています。

作業のようす

小石等が飛ばないようにガードしています

掲示板周辺も丁寧に刈っていきます

刈払い機が使えない箇所は鎌を使用

作業前(9:47頃 撮影)

作業後(10:40頃 撮影)

暑い中の作業、おつかれさまでした!

2025年7月8日火曜日

「碓東流水地」夏の整備を行いました

2025年7月5日(日)、碓東小学校ビオガーデン「碓東流水地」の夏の整備を行ないました。
これは毎年、夏休み前のこの時期に実施しているもので、PTA役員の皆様と合同で整備を行っています。

冒頭のあいさつで、校長先生から「JRC指定を受けて発表することになったが、本校の校区はボランティア精神が根付いている地域であると発表しようと思う。流水地整備の管理に子供たちにも関わるようにしたところ、子供たちの意識も変わってきているようだ。」とのお話がありました。

危険回避のため、集合前に刈払い機を使用

松本代表から作業手順を説明

子供たちも積極的に参加してくれました

道路にはみ出た枝葉をバリカンで刈取り

早朝から皆さん、お疲れさまでした!
(個人情報保護のため、解像度を落としています)

梅雨の中休みのとても蒸し暑い日でしたが、皆さんのご協力によりスムーズに作業は進み、1時間ほどで終了しました。作業に参加された皆様、大変お疲れ様でした。

身近なところで自然を感じることができる、この貴重な施設を今後も、地域の皆様と共に、見守っていきたいと考えています。

作業前(2025/7/6 7:35撮影)

作業後(2025/7/6 10:12撮影)

作業前(2025/7/6 7:37撮影)

作業後(2025/7/6 10:15撮影)